My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.040
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【大分県 別府八湯 浜脇温泉】
別府八湯(べっぷはっとう)とは、別府市内の8つの代表的温泉地の総称。
これらはもともと独立した温泉場として栄え、古いものは8世紀初めに遡る歴史を持つ温泉もある。
明治時代以降、交通の便が確保され温泉場の開発も進み、大正時代には現在の8つの温泉地に「由布院」・「塚原」を加えて「別府十湯」と呼ばれていた。
その後、町村合併等で大正13年に市制施行され、「別府八湯」の名称が定着した。
8つの温泉地は市内全域に点在しているので、同じ市内でも泉質が異なり風景も温泉地ごとに趣がある。
浜脇温泉(はまわきおんせん)は、大分県別府市浜脇地域にある温泉エリア。
別府温泉発祥の地で、浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれた。鎌倉初期には、朝見八幡の創立、江戸時代には港町・温泉町・門前町として陸海交通の要衝で急速に発展した。今でも昔風の旅館が並び、明治・大正時代の花街の名残もとどめている。
浜脇のシンボル、別府市営温泉「浜脇温泉」は、別府八湯の一つ浜脇温泉街の中央に位置し、1991年に南部地区再開発事業で建てられた集合住宅の小さなショッピングモールの一画にある。1階は普通浴の共同温泉で、2階には健康管理を目的とした多目的温泉保養館「湯都ピア浜脇」がある。
浜脇には古くから湯治に利用されてきた東温泉(東の湯、弦月泉)と西温泉(西の湯・清華泉)があった。1928年に2つの温泉を統合し、浜脇温泉・浜脇高等温泉が建てられた。建物は、同じ年に建てられた別府市公会堂などと同様の鉄筋コンクリートの洋風建築であったが、1988年に老朽化により取り壊された。現在の浜脇温泉は旧:浜脇温泉跡地とその周辺を再開発した一画にある。ショッピングモールの中央広場は旧:浜脇温泉のあった場所で、タイル貼りの広場には建物の間取りが再現され、広場の入り口には旧:浜脇温泉の建物入り口のアーチが復元されている。
<写真説明>
1.茶房たかさきの湯 : コーヒーを飲むと入浴できる。別府八湯温泉:裏泉家から表泉家に転向された“ 超穴場 ”知る人ぞ知る「家庭湯」。
2.東町温泉 : 壁画が可愛い、鄙びた感が最高の共同浴場。
3.茶房たかさき オーナー 髙﨑冨士夫さん : 「別府八湯温泉道名人会」初代会長の髙﨑冨士夫さんが営む喫茶店。自宅の建物を改装して作ったお店は超アットホームな雰囲気。喫茶を利用すると、離れの「家庭湯」、天然掛け流しのお風呂を堪能できる。お薦めのマロンケーキセットを美味しく頂きながら、優しい髙﨑さんと温泉談義に花を咲かせたのは言うまでもない。癒される~!!!
4.蓮田温泉 : ジモ泉独特の雰囲気。温もりのある昭和の香り。金気臭の湯。
5.松原温泉 : 昔の河川敷に建つ歴史ある共同浴場。外観以上にここもまた鄙びた感が堪らない。
6.道路に建つ浜脇温泉の看板。
7.山田温泉 : 住宅街の風情溢れる素朴な温泉銭湯。これぞ、まちなか銭湯!
8.東蓮田温泉 : 高pH & 低ORPでアンチエイジング効果大。金気臭の湯。
9.日の出温泉 : 別府湾の “ 日の出 ” が拝めそうな海に近い大通り沿いの共同浴場。
10.浜脇温泉のアーチ。
11.現在の浜脇温泉の入り口。
12.浜脇温泉の浴槽。
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