My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.027
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【石川県 加賀四湯 山代温泉・山中温泉・片山津温泉・粟津温泉】
加賀温泉郷(かがおんせんきょう)は、石川県の加賀市と小松市にある温泉の総称。
主に加賀市の山代温泉、山中温泉、片山津温泉、小松市の粟津温泉の4つの温泉を表す名称として使われることが多く、「加賀四湯」とも呼ばれている。
●「山代温泉」
山代温泉(やましろおんせん)は、石川県加賀市にある温泉。
北陸3県でも最大級の温泉街の一つ。4つの温泉街の中心に位置する。かつては北陸有数の歓楽温泉として栄えた。1300年以上の歴史があり、ヤタガラスの開湯伝説が残っている。北大路魯山人や与謝野晶子など多くの文化人が訪れた。
石川県、「加賀四湯」においては、山代・山中・片山津・粟津という順序で温泉地が呼ばれるように、その順序で大きさを表すものといえる。
「関西の奥座敷」とも呼ばれ、歓楽温泉としての知名度は頗る高く、関西地方では男性が「山代に行く」といえば大抵、女遊び?に行くことを暗喩するといわれたほどで、戦後は歓楽温泉として著しい発展を遂げた。
<泉質>
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉・塩化物泉。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。
アルカリ性単純温泉。
硫酸塩泉系と単純温泉系の2種類の泉質の源泉が存在する。
●「山中温泉」
山中温泉(やまなかおんせん)は、石川県加賀市にある温泉。
行基による開湯伝説があり、1300年の歴史があると伝えられる。この他にも長谷部信連の開湯伝説(シラサギ伝説==長谷部信連がこの地での鷹狩の際、一羽の白鷺が芦の間の流れに傷脚を洗うのを見て、霊泉の湧出するのを知った。)がある。蓮如や松尾芭蕉など多くの著名人が滞在した。
山中温泉街は山に囲まれた街であり、また至近の自然豊かな山、谷、川など山間部の田舎の情緒も味わえる。
温泉街は大聖寺川の渓谷沿いなどに旅館が立ち並び、一帯は、鶴仙渓という景勝地である。街のシンボルには、「こおろぎ橋」やユニークな形の「あやとりはし」があり、日帰り入浴施設、共同浴場は総湯である「菊の湯」が威風堂々と存在している。
「菊の湯」の下には源泉が存在する。「菊の湯」の大きな湯船の壁には、山中温泉縁起絵巻の一部が九谷焼タイルで模写されている。
<泉質>
硫酸塩泉(旧泉質名: 含石膏芒硝泉、新泉質名: カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉)。
●「片山津温泉」
片山津温泉(かたやまづおんせん)は、石川県加賀市にある温泉。
加賀市市街地から北の方角の温泉街は柴山潟の一部を埋め立てられて作られている。北陸を代表する歓楽温泉として知られていた。1653年(承応2年)に発見され、明治時代に入ってから温泉として開発された。4つの温泉街の中では一番歴史が浅い。
片山津もまた、廃業等の宿泊施設を買収して再生させる「格安ホテルチェーン」の“ 湯快リゾート ”、“ 大江戸温泉物語 ”が進出している。
<泉質>
ナトリウム・カルシウム塩化物泉。無色透明で塩分が高い。
●「粟津温泉」
粟津温泉(あわづおんせん)は、石川県小松市にある温泉。加賀四湯の中で、粟津温泉だけ小松市。
開湯1300年の歴史を持ち、泰澄により発見されたと伝えられている。開湯当時からの旅館が今でも営業しており、長い歴史を持つ宿泊施設の一つに数えられる。
旅館13軒の小ぢんまりとした佇まいだが、各旅館が自家掘りの源泉を持つ。元々は保養、湯治向けの宿であった。現在は、古くの湯の町情緒を残す木造宿から、県外資本による格安旅館まで様々。その中には一時ギネスブックに記載されていた「世界一古い宿泊施設 『 法師 』 」も知られ、同温泉の知名度を上げている。
共同浴場は「総湯」が存在する。「総湯」とは、主に北陸地方の温泉地にある「旅館の外の共同浴場の総称」。要するに温泉地にある銭湯で、宿泊施設を伴わない共同浴場・公衆浴場。地域によって、「外湯」や「大湯」とも呼ぶ。
粟津温泉にもまた、近年、廃業等の宿泊施設を買収して再生させる「格安ホテルチェーン」の進出が著しい。
<泉質>
硫酸塩泉(旧泉質名: 芒硝泉)。
<グルメ>
山中温泉 日本酒利酒師 仲間の 下木雄介さん が経営する『 和酒BAR 縁がわ 』
“ 地元のお酒は地元の酒器で! ”
この店のために山中温泉に通いたい。『 和酒BAR 縁がわ 』で最高の一杯を!
ここは日本酒に特化したバーで、マスターは、利酒師の上級資格である「酒匠」の資格保持者。石川県の地酒をはじめ全国の希少なお酒を仕入れるだけでなく、季節や熟成度合いを見計らい、その時々で最も美味しい状態を見極めて提供する。物腰やわらかなマスターとの会話が心地よい。
観光客でにぎわう「ゆげ街道」から小道を入り、長谷部神社の神聖な空気が漂う鳥居の前。わずか11坪、古民家をリノベーションした木造のお店。
下木雄介さんが最も大切にしているのは、「地元のお酒は地元の酒器で提供する」こと。器に格別な思い入れを感じる。その理由は、「食べ物でも飲み物でも、距離が近ければ近いほど造り手の想いを感じ取れる。それは味にも表れると思うから。」と話す。
[ 住所:石川県加賀市山中温泉南町ロ82 電話番号:0761-71-0059 ]
居心地の良い“ 隠れ家的 ”な、とっても素敵な空間だ! また、行くよ!!!
それから、、、「レディ・カガ」によろしく!
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