My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.022
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【長野県 白骨温泉】
白骨温泉(しらほねおんせん)は、長野県松本市安曇にある温泉。中部山岳国立公園区域内にあり、国民保養温泉地にも指定されている。
北アルプス(飛騨山脈)の、乗鞍岳、十石岳、霞沢岳の麓に位置する山峡の温泉地で、近くには、上高地や乗鞍高原がある。
県道白骨温泉線の終点付近にある観光案内所周辺が温泉地の中心部。このエリアに共同野天風呂と数軒の旅館・ホテルおよび食事処・みやげもの屋がある。期待通りの、ひっそりとした佇まいだ。さらに1kmほど南に下った上高地乗鞍スーパー林道の起点付近にも数軒の旅館がある。深い樹林と湯川渓谷に囲まれた野趣あふれる、季節を肌で感じる温泉地だ。大正2年、長編小説『大菩薩峠』の中に、白骨の地を「五彩絢爛(けんらん)たる絶景!」と称賛されて、全国的に知られることとなって以来、都会の喧騒から逃れ、繊細な季節のうつろいを感じさせてくれ、大自然の恵みを一心に享受したいと願う多くの「温泉ファン」に愛され続けている。大自然の中の最高の “ 白濁温泉 ”。「The 温泉」である。
『女将』、元気出して!!! 必ず、また行きます。。。
<泉質>
単純硫化水素泉
含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)
胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労などに効能があり、その昔「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」と言われた。「乳白色の湯」として知られているが、実は、湧出時には「キラキラした綺麗な無色透明」であり、時間の経過によって白濁(劣化=エイジング)する。白濁の要因は、温泉水中に含まれている硫化水素から硫黄粒子が析出することと、重炭酸カルシウムが分解し炭酸カルシウムに変化することである。浴槽の淵などに白い炭酸カルシウムの固形物が付着している。