My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.096
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【山口県 湯田温泉】
湯田温泉(ゆだおんせん)は、山口県山口市にある山口県を代表する温泉。JR西日本の山口線 湯田温泉駅から徒歩10分程。
防長四湯(山口市の「湯田温泉」・長門市の「長門湯本温泉」・長門市の「俵山温泉」・下関市の「川棚温泉」)の一つである。
いずれも開湯の起源が古く、江戸時代には萩藩や長府藩の藩主にも利用された。山口県内の温泉はすべて非火山性であるため源泉温度が25度未満のものが多いが、「湯田温泉」の源泉温度は70度以上と高温であり、他の三つの温泉も源泉は40度前後と比較的高い。泉質は、「湯田温泉」・「長門湯本温泉」・「俵山温泉」が単純温泉、「川棚温泉」が放射能泉(含弱放射能―カルシウム・ナトリウム―塩化物泉)で、いずれも無色透明の清澄な湯である。
湧出量の多い「湯田温泉」は、早くから開発が進み、“ 山陽路随一 ” ともいわれる温泉街が形成され、多くの旅館・ホテルが建ち並んでいる。「長門湯本温泉」・「川棚温泉」も内湯を持つホテル・旅館が軒を連ねている。一方、「俵山温泉」は、既報の通り、昔ながらの湯治場としての風情を残しており、内湯を持つ旅館は少なく、多くの旅館は、共同浴場(「町の湯」・「白猿の湯」)を外湯として利用している。
湯田温泉の多くの入浴施設は、複数の源泉を混合した「湯田温泉ミックス泉」を使用しているが、「山水園 翠山の湯」や「梅乃屋」や「天然温泉 清水湯」など、湯田温泉系の自家源泉を使用する入浴施設、温泉銭湯もいくつか存在する。共同浴場は、湯田温泉街の中に「亀乃湯」一ヶ所。
また、湯田は、井上馨や中原中也の出身地で、温泉街に広い敷地を持つ「井上公園」と「中原病院」がそれぞれの生家である。
「湯田温泉街」は、山口市の繁華街・歓楽街でもあり、飲食店なども多い。松江しんじ湖温泉、鳥取温泉、道後温泉、甲府温泉などと並び、県庁所在地の中心市街地に湧出する “ 出張族 ” にとても利便性の高い温泉街である。ビルやホテルが林立しているので、温泉街特有の情緒とは一線を画すが、 “ 夜 ”には、宿泊客が散策できる、湯田温泉の飲み屋街、「ほろよい通り」などなど、呑兵衛には、とても魅惑的なスポットが点在する。
山口県の日本酒は、本当に旨い!
「湯田温泉」の開湯は約600年前といわれる。『 白狐 』 が、毎夜温泉に浸かっていたところを権現山の麓のお寺のお師匠さんが発見したと伝わる。 “ 田んぼの真ん中 ” から金色のお地蔵さんや、源泉が湧出したことが「湯田」の名前の由来である。
この開湯伝説によって、「湯田温泉」は、『白狐の湯』として親しまれ、今も湯田温泉の町中にはあちらこちらに“ 白狐のモチーフ ”がちりばめられている。散策していてとても楽しい。
このように日本全国、温泉が発見されたときの “ 伝説 ” には、狐、鹿、熊、狸、猿、馬、猫、鷺、鶴、鳩 などなど、動物が探し当てたものが非常に多い。
動物たちは、温泉発見の天才だ。。。
<泉質>
アルカリ性単純温泉。
源泉温度63度~73度。
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