My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.082
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【山口県 俵山温泉 『 白猿の湯 』】
俵山温泉(たわらやまおんせん)は、山口県長門市(旧国長門国)にある温泉。山口県を代表する温泉(「防長四湯」)の一つ。
防長四湯(ぼうちょうよんとう)は、山口県(旧長門国・周防国)に存在する温泉のうち、俵山温泉(長門市)・湯田温泉(山口市)・長門湯本温泉(長門市)・川棚温泉(下関市)の4つの温泉を指した呼称である。
いずれも開湯の起源が古く、江戸時代には萩藩や長府藩の藩主にも利用された。山口県内の温泉はすべて非火山性であるため源泉温度が25度未満のものが多数であるが、湯田温泉の源泉温度は70度以上と高温であり、他の三つの温泉も源泉は40度前後と比較的高い。
泉質は俵山・湯田・長門湯本が単純温泉、川棚が放射能泉(含弱放射能―カルシウム・ナトリウム―塩化物泉)で、いずれも無色透明の清澄な湯である。
俵山温泉は昔ながらの湯治場としての風情を残しており、内湯を持つ旅館は少なく、多くの旅館は共同浴場(「町の湯」・「白猿の湯」)を外湯として利用している。
古くから湯治場として知られ、1100年の歴史を持つ。開湯伝説によると、“ 白猿 ” に化けた薬師如来が発見したといわれている。
木屋川上流部のひっそりとした山間部に旅館街が見られる。湯治場としての風情と機能を保っている温泉街で、旅館のほとんどが個人向けの小さな日本家屋の宿である。
内湯を持たず温泉は外湯に通う、という古くからの湯治場のスタイルが今日まで続いている数少ない温泉地で、湯治客は、主にこの公衆浴場「町の湯」を利用する。
一方、ファミリー向けの日帰り温泉施設として 『 白猿の湯 』 がある。
「町の湯」
俵山温泉の原点はこの「町の湯源泉」にある。古くから療養泉として親しまれ多くの入浴者が訪れている。源泉は施設内の敷地から湧出、優れた泉質を有した源泉100% 掛け流しの温泉。施設は平成5年に改築、旅館街の中心に位置し、早朝から夜間まで湯治客で賑わい、「正の湯泉」を活用した家族湯もある。
『 白猿の湯 』
源泉は主に「川の湯源泉」を活用している。平成16年に改築された比較的新しめな日帰り温浴施設。浴槽1号湯は源泉かけ流しで、浴槽2号湯、露天風呂は俵山温泉5泉源を活用して混合泉で使用している。浴槽及び洗場は広く快適。2号湯にはマイクロナノバブルを設置されている。とても快適な施設だ。
<泉質>
アルカリ性単純温泉。
主な源泉である「町の湯原泉」と「川の湯原泉」はともにpH9.9とアルカリ性が高く、温度も41度と山口県内では数少ない高温の源泉である。
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