My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.074
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【大分県 赤松温泉/山香温泉 『 杵築市山香温泉センター 風の郷(やながおんせん かぜのさと) 』】
大分県赤松温泉(あかまつおんせん)は、大分県速見郡日出町大字藤原6371にあるとてもユニークな “ へんな ” 温泉。JR杵築(きつき)駅から車で8分。近くには「ハーモニーランド」がある。
なんと黄色いビニールテントで覆われたプールのように広々とした空間である。大きな黄色いビニールテント小屋の中に、石で造られた大きな5種類の浴槽がある。浴槽はお湯が順番に注がれる仕組みとなっていて熱めの湯からぬるめの湯まで段々に流れ、別途、水風呂がある。お湯は、ツルツルでトロットした肌触り。
外のゲージには、数多くの犬。黄色いテントの中には、小鳥・金魚、観葉植物の数々。不思議な、へんな温泉だ。特にインパクトが大きいのは、テント内に流れる大音量の「演歌」。
敷地内に200台の駐車場のスペースがあり、「トラック野郎」の諸兄に人気があるのも頷ける。鳥の声と演歌の演出が体に馴染み、心地よく感じてきたら、もう「赤松温泉」の虜だ。
<泉質>
単純アルカリ温泉。
山香温泉 『 杵築市山香温泉センター 風の郷(やながおんせん かぜのさと) 』は、自然豊かな景観が広がる大分県の北東部、仏教文化遺産や城下町の町並みが残る国東半島。その玄関口に位置する大分県杵築市山香町大字倉成3003にある温泉センター。
杵築市が運営する見晴らしのいい高台にある人気の温泉宿泊施設。広い敷地に、洋室・和室・離れのお部屋やレストランなど、自然の中でゆっくりと過ごせる場所だ。
共同浴場の浴槽は、大小2つに区切られた石造りの内湯には、茶褐色のにごり湯がたっぷり注がれている。泉質は、温泉マニアが唸るほどの強食塩泉。成分が濃いため、浴槽と床は、茶色になり、加水しても塩辛く感じる。その香りも個性的なもの。濃厚な食塩成分に炭酸ガス、硫化水素、鉄分といった様ざまな成分が混ざり合って、日本でも指折り数える個性的な温泉になっている。もちろん成分が多い分、効能も多い。近くの「別府」に押されがちだが、杵築市の山香温泉も隠れた名湯間違いなしだ。素晴らしい良湯である。
<泉質>
塩化物泉。
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