この度の九州豪雨により、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。コロナ禍の中での被災、本当に心苦しく思います。まだまだ、危険な状況が続きますが、とにかく身の安全と健康に十分留意されますことを心よりお祈り申し上げます。
九州への熱い思いを込めて、鹿児島県川内高城温泉 『 共同湯 』 の魅力とそのパワーを紹介させて頂きます。
My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.064
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【鹿児島県 薩摩川内 高城温泉 『 共同湯 』】
川内高城温泉(せんだいたきおんせん)は、鹿児島県薩摩川内市湯田町にある温泉。
鹿児島県で最古の温泉とされている。
歴史は非常に古く、鎌倉時代にまで遡るといわれるが、発見者も外国人宣教師、近郷の住人など諸説紛々としている。明治時代には西郷隆盛が狩りの途中に何度も立ち寄ったといわれ、隆盛ゆかりのエピソードが多い。
古くは湯川内(ゆごうち)と呼ばれ、その後、湯ノ元温泉、川内高城温泉と呼ばれてきた。昭和42年川内温泉開発協同組合設立を機に「川内高城温泉」と統一された。川内高城温泉が薩摩川内市湯田町にある事から「湯田温泉」と呼ぶ方も多くいる。
湯田川沿いの山間にあり、素朴な温泉宿と昔懐かしいおみやげ屋が軒を並べ、まさに鄙びた温泉といえる。平成2年に日本の名湯百選にも選ばれたことで有名になり、昔ながらの温泉情緒に惹かれて訪れるリピーターが多い。宿泊施設の半数は自炊宿で、湯治、保養向けだ。
約800年もの歴史を重ねた温泉街は人情味に溢れている。
当時からあまり変わらない風合いを残す町並みには個性的な温泉宿の数々、ひときわ目立つ八木酒店、食事どころの湯峠茶屋などのお店がある。
自然豊かな風景とレトロな街並みに囲まれ、時間を忘れてゆっくり過ごせるとても素敵な場所。
川内高城温泉 『 共同湯 』
西郷さんゆかりの温泉で熱めの鮮度抜群の名泉。
温泉街の奥に建つ鄙びた共同湯は、川内高城温泉の「元湯」と呼ばれる。
双葉屋と隣り合う共同湯は、西郷隆盛が好んで利用し、よく浴槽の隅に丸くなって浸かっていたという逸話が残っている。
浴室は脱衣所と入浴所が一体になっていて、段差と仕切りで区切られている九州の典型的な公衆浴場の造りになっている。丸っこい湯船には熱々の源泉がそそがれていて、ヌルヌルすべすべ感のあるとびきりの熱湯。温泉好きには堪らない温泉。
この度の九州豪雨での被害が少ないことを祈るばかりだ。また、出向きたい。
<泉質>
アルカリ性単純硫黄泉。
pH9.8。
トロトロとした肌触りのお湯は温泉王国 鹿児島屈指の名泉と呼ばれている。薩摩川内高城温泉は2つの源泉を分け合って運営されているため、この温泉をすべての施設において100% 源泉掛け流しで贅沢に入浴できる。
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