My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.059
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【和歌山県 花山薬師温泉『 花山温泉 』】
花山温泉(はなやまおんせん)は、和歌山県和歌山市鳴神574にある温泉。
JR和歌山駅よりバスに乗り15分程の「秋月」停留所下車、そこから徒歩10分。JR和歌山駅よりタクシーで、混まなければ約10分。
“ 関西最強炭酸温泉 ” 一軒宿の『 花山温泉 薬師の湯 』 が存在する。
『 花山温泉 薬師の湯 』 のお湯の色は、オレンジ色。湯の華が多く含まれており、湯口や浴槽周りに大量の析出物が付着している。
浴槽は、源泉温度25度前後のそのままの低温浴槽と加温した浴槽、露天風呂、白湯(水風呂・気泡風呂など)がある。源泉そのままの浴槽は、最初かなり冷たく感じるが、時間の経過とともにその冷たさを忘れ、ぽかぽかと体の温まりと感じてくる。給湯配管から、ボコボコと凄まじい音を立てて注ぎ込まれる炭酸泉は心をウキウキさせてくれる。
温冷交互浴(源泉そのままの低温浴槽と加熱した温かい浴槽による交互浴)により、体に温冷刺激を与えると末梢血管が開き、筋肉痛を引き起こす疲労物質の乳酸などが体外に排泄されやすくなるので、疲労予防や疲労回復効果がある。
花山薬師温泉の起源は、西暦803年の平安時代。行基菩薩の法力の湯として古来から名高く、歴代の天皇が熊野行幸の折は必ず入湯のため御逗留されたと伝えられている。
その後、天変地異による地質の変化から自然噴出が止まったが、昭和40年に花山の地質調査を行ったところ、温泉湧出の可能性を発見し、ボーリング調査を実施したところ、地下500mのところで突然湧出、驚異の成功となったそうだ。
リウマチをはじめ、あらゆる病に効能を発揮すると言われ、まさに神意により湧出した「奇跡のお湯」であると言われている。
「日本でも最も濃い温泉の一つ」とも言われるこのお湯を求めて、全国各地から訪れる人たちが後を絶えない。数えきれない程にテレビ取材(放映)がなされている。
温泉の裏にある花山には、花山温泉の守護神として「薬師如来」が祭られていて、今もなお、花山温泉を見守っている。花山の山頂は、紀三井寺や和歌浦湾を一望できる絶勝の地である。
炭酸泉効果抜群のお湯。
炭酸ガスは皮膚から吸収されやすい性質で、体内に炭酸ガスが多く取り入れられると、体はより多くの酸素を取り入れようと血管を広げる。すると血圧も下がり血行が良くなる。
さらに、潤い肌をつくるアストリンゼン効果(エステティックサロンでも注目の炭酸)で、肌を引き締める。女性にとっては最高の憧れのお湯!!!
疲労回復にも効果絶大! 昨今では、スポーツ選手などトレーニング後の疲労回復に炭酸泉を取り入れるほど注目されている。また、炭酸泉は、心身のリフレッシュ効果があり、血行促進によるあらゆる効果が期待される魔法のお湯なのだ。
<泉質>
含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉。(中性高張性冷鉱泉) 湧出量:毎分118リットル
源泉温度:24.6度
源泉の湯色はオレンジ色。湯の花に含まれる鉄分より薄い黄色から赤褐色を呈する。
飲泉可能であるが、とにかく鉄の苦味・渋みが強い。ごめんなさい、はっきり言って不味い!!!
<<紀泉温泉修験道>>
紀泉温泉修験道とは、「紀泉温泉修験道(きせんおんせんしゅげんどう)」とは、修験道の発祥の地、和泉山脈(大阪南部・奈良南西部・和歌山県北部)と、世界遺産にも登録された霊場と参詣道が通う紀伊山地(和歌山県全域)周辺の温泉宿、温泉施設をめぐる温泉スタンプラリー。
このスタンプラリーは、別府八湯温泉道(大分県別府市)、珠洲温泉銭湯道(石川県珠洲市)をモデルとして企画したもの。
参加施設は、→ https://www.kisenonsen.com/blank-2
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