My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.052
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【佐賀県 熊の川温泉 古湯温泉】
熊の川温泉(くまのかわおんせん)は、佐賀県佐賀市富士町にある温泉。佐賀市中心部から北に16km。地の利は良い。
嘉瀬川(かせがわ)沿いに温泉街が広がり、7軒の旅館が存在する。共同浴場は2軒。元:旅館の「熊ノ川浴場」、市営浴場の「鵆の湯(ちどりのゆ)」が存在する。
開湯は821年。開湯伝説によれば、弘法大師が水鳥を見て発見したとされている。
水没、再興をくり返しながら、今日に至っているので、泉暦も古く最も親しまれた温泉であるが、文献に乏しく全ぼうを知ることは難しい。中世時代に、洪水で埋没したものを、廷宝時代(1673年~1680年)に、大庄屋:山口金右衛門が、再興したと伝えられている。
その後、しばしば火災に遭い、明治12年(1879年)に、村有として浴場の改築を行ない、洪水ごとに被害をくり返していたが、明治40年(1907年)に、大規模な改修をして、温泉の面目を一新した。
1966年(昭和41年)7月22日、古湯温泉と共に国民保養温泉地に指定されたが、2019年(令和元年)5月10日、環境大臣により国民保養温泉地の指定が取り消された。【国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するもの。平成30年12月現在では、全国で80箇所が指定されている。】
『 熊の川浴場 』 は、古くから湯治場として利用されてきた温泉。天然ラドンの含有量が多く、療養泉として人気がある。33度のぬる湯100% の源泉掛け流し浴槽をはじめ、温度の違う3つの浴槽に交互に浸かれば湯上りポカポカ。包み込むような軟らかな心地良いお湯だ。
<泉質>
単純弱放射能泉。(低張性アルカリ性温泉)
源泉温度32.9度、38.7度の二本の源泉が存在。
湧出量はそれぞれ毎分60リットルと183リットル。
無色、無臭、無味、pH9.3。温泉の成分としては全国的にも貴重な放射能泉。
古湯温泉(ふるゆおんせん)も、また、佐賀県佐賀市富士町にある温泉。佐賀中心部から北へ20km。嘉瀬川(かせがわ)と貝野川(かいのがわ)の合流部付近に広がる温泉街には、旅館が14軒存在しており、共同浴場は「古湯温泉センター」の一軒が存在する。
開湯伝説によれば、2200年前に秦の始皇帝の命令で、日本に不老長寿の薬を探しに来た徐福が発見したとされる。古くから湯治場として知られていて、斎藤茂吉、青木繁、郭沫若らの文人・墨客も多く訪れた。
1966年(昭和41年)7月22日、「熊の川温泉」と共に国民保養温泉地に指定された。
古湯村の住人稲口三右衛門が、小田の水道に鶴が脛(すね)を浴して数日の間に、傷が癒えて飛び去ったのをみて、不思議に思い、指を入れて水を試したところ、少し温かったので、鍬を携えて再び水道に来て、辺りを掘ったところ、たちまち温泉が湧き出てきた。この温泉を「鶴の湯」と呼び、後に「鶴霊温泉」と称した。
『 鶴の恩返し よみがえりの宿 “ 鶴霊泉 ” 』
砂の下の岩盤から湯が湧き出る天然砂湯。2200年以上の歴史を持つ古湯のお湯はヌルヌルした肌にやさしいアルカリ性。石造りの浴槽「砂湯」に入ると敷き詰めた砂の間から湯がぼこぼこと湧いてくる。源泉の浴槽と加温の浴槽と交互入浴すると新陳代謝が進む。飲泉も可能なお湯。
<泉質>
アルカリ性単純温泉。
源泉温度43度。
「美人の湯」といわれる。
<グルメ>
古湯温泉 瓦そば 『 瓦そば田舎 』 佐賀県佐賀市富士町大字古湯650
瓦そばとは、熱した瓦の上に茶そばと具を載せて温かいめんつゆで食べる料理。発祥の地は、山口県下関市豊浦町らしい。
『 瓦そば田舎 』 の名物料理だ。軽く焼いた麺がパリパリの茶そばは風味が良く、肉の脂がそばの味を引き立て、レモンのアクセントが全体の見栄えを引き締める。
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6月25日(木) 雨。
今朝の地震にはビックリしました!
昨日、東京都での新規感染者は55人。
また、拡大しているのか?
気持ちを緩めることなく行動しなければならないですね。