My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.051
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【神奈川県 湯河原温泉 『 ままねの湯 』 】
湯河原温泉(ゆがわらおんせん)は、神奈川県足柄下郡湯河原町にある神奈川県南西部の温泉。奥湯河原温泉、湯河原温泉、浜湯河原温泉、伊豆湯河原温泉の総称として呼ばれる。
JR東海道本線湯河原駅下車。湯河原駅より、奥湯河原行き、または、不動滝行きの箱根登山バスor 伊豆箱根バスで、約15分ほど。
湯河原温泉は万葉集に、「足柄の土肥の河内に出ずる湯の世にもたよらに子ろが言はなくに」(意味:二人は、足柄の土肥に湧く温泉のように、絶えるなんてことはない。と、あの娘は言うのだけれども・・・。)と詠まれており、この歌碑が “ 万葉公園 ” に設置されている。
明治以降は、文豪に愛され、国木田独歩が晩年に「湯河原より」、「湯河原ゆき」などの短編小説を執筆した他、夏目漱石の絶筆となった「明暗」が湯河原で執筆された。また、島崎藤村、芥川龍之介、谷崎潤一郎らが訪れ、創作の筆を執った。
湯河原駅から千歳川の谷を遡るように温泉街が続いている。
近年、2017年3月に会員制の「エクシブ湯河原離宮」が開業し、ひときわ目立っているものの、巨大温泉ホテルが林立する隣の「熱海」とは対照的に、「湯河原」は、小ぢんまりした日本旅館主体であり、古き良き “ 温泉街 ” の風情が残っている。路地裏は、なかなかの鄙びた感が溢れる。千歳川沿いの散策も楽しい。
『 ままねの湯 』
『 ままねの湯 』 は、湯河原温泉の中でも、最も古い温泉街のさらに奥にある。歴史を感じる狭い通路を進むと、突き当たりにタイムスリップしたような、寂れた空間がそれだ。
なかなか見つけにくい場所にある 『 ままねの湯 』 は、今でも、湯治宿として地元に根付いていている。風呂桶を持った地元のおばあちゃん、おじいちゃんが途絶えることなく訪れて、日帰り入浴利用者も多い。番台?のおばちゃんがやさしく迎えてくれた。知る人ぞ知る、熱湯で上質、且つ、鮮度の高いお湯だ。日帰り入浴200円。
<泉質>
単純泉・弱食塩泉・石膏泉など
源泉温度30度~88度。
数十万年前に活動を終えた湯河原火山の浸食カルデラ内に湧出している。
<グルメ>
フレンチ 『 圓 』
湯河原温泉と熱海の間(住所は熱海)に佇む、隠れ家中の隠れ家名店。開業したのは2013年。
伊豆や相模湾の食材をふんだんに使ったオーソドックスなフレンチ。「素材そのものを生かしたフレンチを提供する」というオーナーのこだわり、それに応えるシェフの腕が光る。元々は、オーナーが、プライベート用に開いていたフレンチレストランを一般開放したのがこの店のオープンである。贅沢な空間に、シックなインテリアコーディネート。どの席からも大きな池と庭をゆったり眺められるロケーション。
大きな門に広いアプローチ、一見してレストランと気づく人は少ないと思う。
四季の景色を感じることができる環境は、新緑や紅葉、野鳥の愛らしい姿なども見ることができる。
前菜には、庭や近くの山で採れる筍や山菜。メインの肉は、炭火で焼き上げた季節のジビエ、全く臭みの無い上質な “ 猪 ” を戴いた。
住所:静岡県熱海市泉7
お寿司 『 鮨こゝろ 』
湯河原駅から徒歩3分 予約必須の隠れ家鮨店。
東京から日帰りでも行く価値があるお店。最高の幸せな時間が過ごせる。
お茶の香りが広がる上品な空間。清潔でスマートな雰囲気の店内。 次々と出され料理は、味付けだけでなく目も楽しませてくれる。一品一品のレベルが高い。特に小肌と平目が絶妙な味。これぞ、絶品!
日本酒はもちろん、酒器にも繊細なこだわりを持った大将が心を込めて “ おもてなし ”をしてくれる。コースの値段は一律、中身はお任せで大将の “ おもてなし ” を味わうのがこの店の流儀。素材を理解している大将だからこそ最高の調理法でコースを提供している。
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮下32
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