My Favorite Things『にっぽんの名湯＆秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.090
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる！
【鹿児島 市比野温泉『 割烹旅館 みどり屋 』／鹿児島温泉『 城山 長寿泉 』】
市比野温泉（いちひのおんせん）は、鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野にある江戸時代から大衆のための湯治場として栄えた歴史を持つ温泉。鹿児島の奥座敷。北薩摩では最も大きく近代的な温泉郷。お湯の透明度は抜群で女性に人気がる。
ＪＲ九州新幹線 川内駅下車、バスで市比野行き約20分。
鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野の人口は3,844人、世帯数は1,085世帯。
市比野川沿いの田園地帯に湧く温泉地で、泉源は8ヶ所。その周りに数件の旅館が構える。旅館の規模は小さく、近郷の湯治向けという昔ながらのスタイルを守っている。また、公衆浴場は、薩摩川内市の市営浴場として、上之湯・下之湯の2箇所がある。 “ 美人湯 ” として知られ、この小さな街に観光客も多く訪れる。
市比野温泉（いちひのおんせん）の名前の由来は、昔、市比野温泉一帯に、イチイの木が多く茂っていたことから来ている。
薩摩藩第十九代藩主、島津光久がこの近くで猟を楽しんでいたところ、いで湯を発見。光久は、「これぞ天下の名泉」とばかりに、近郷の人々に多く利用させてもらえるよう、湯治場を作らせたという。
この小さな街の中に50年以上営業している共同浴場「市比野温泉 下之湯公衆浴場」と「市比野温泉 上之湯公衆浴場」がある。「下之湯公衆浴場」のお湯は、透明で熱め（45度以上）のお湯が注がれている。スベスベして気持ちが良いクリアなお湯。熱いのが好きな方向き。
「下之湯公衆浴場」の近くにある「上之湯公衆浴場」は、「下之湯公衆浴場」よりも浴場はひろく、ぬる目のお湯が入っている。熱いお湯が苦手な方はこちらへ。
市比野温泉は今でこそ静かだが、昔は人も多くとても賑やかな温泉街だったそうだ。現在も「地域活性化協議会」の方々が、心の通った様々なイベントを企画し盛り上げている。是非、再び情熱に満ちた温泉街に復活してほしいものだ。
市比野温泉 『 割烹旅館 みどり屋 』
創業は大正時代。建物は今も当時の面影を残す。弱アルカリ性で無色透明なクリアなお湯は、ツルツルとした肌触り。
＜泉質＞
弱アルカリ単純温泉。
ラドン含有量7.88。
鹿児島温泉
鹿児島温泉（かごしまおんせん）は、鹿児島県鹿児島市の市街地にある温泉。ＪＲ九州新幹線鹿 児島中央駅周辺に広がる。南北約15km、東西約10kmの範囲に200本以上の源泉があり、深さ500～1200mの地下から汲み上げられている。
温泉群は鹿児島市の市街地内に散在しており、概ね鹿児島市の市街地全体が温泉街といえる。鹿児島市街地にある公衆浴場のほとんどが温泉を利用している。
＜泉質＞
単純温泉。炭酸水素塩泉。塩化物泉。（源泉によって異なる）
源泉温度33度～48度。（源泉によって異なる）
鹿児島温泉 『 城山 長寿泉 』
鹿児島温泉 『 城山 長寿泉 』 は、鹿児島市の中心部、鹿児島中央駅から程近い「城山」にある。「城山」は、鹿児島市内を見下ろす景勝地として有名な人気観光スポット。ここには、西南戦争終盤の激戦地、政府軍から逃れるため、西郷隆盛が最期の数日を過ごした洞窟がある。その城山に向かう途中の “ 西郷洞窟前 ” 徒歩10秒ほどのところに「城山 長寿泉」がある。鹿児島市内の観光地・史跡をめぐる「まち巡りバス」の停留所にもなっているため、アクセスは抜群。
男女別の浴室は、露天風呂はないが、広々としている。温泉浴槽は、小さめで一度に4人ほどが入れる「あつ湯」と、長方形で10人ほど入れる「ぬる湯」と2つある。湯量が豊富なため、常に浴槽からオーバーフローしている。
泉質は、ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉（低張性 弱アルカリ性 高温泉）。源泉温度が50.9度のため、純粋な100% 源泉掛け流し。お湯は、少しとろみがあり、ほんのかすかに黄色がかっていて、ツルツルすべすべ感の肌触りがやさしい極上湯。湯量豊富なため、浴槽は常に新鮮な源泉で満たされて、フレッシュな湯浴みを堪能できる。
岩風呂、サウナ、強烈な打たせ湯、水風呂がある。
＜泉質＞
ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉。(低張性 弱アルカリ性 高温泉)。
#温泉 #温泉再生 #地域再生 #地方創生 #経済再生 #地域活性化 #再訪したい温泉 #市比野温泉 #割烹旅館みどり屋 #市比野温泉地域活性化協議会 #市比野温泉下之湯公衆浴場 #市比野温泉上之湯公衆浴場 #城山長寿泉 #鹿児島温泉 #城山 #西郷洞窟前 #にっぽんの名湯 #にっぽんの秘湯 #温泉ソムリエ