My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』
再訪したい温泉 シリーズ NO.004
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!
【北海道 登別温泉】
登別温泉(のぼりべつおんせん)は、北海道登別市にある温泉。江戸時代から温泉の存在が知られており、明治時代に温泉宿が設けられてからは保養地・観光地となった。地名の語源はアイヌ語の「ヌプル・ペツ」(水色の濃い川)に由来している。
登別温泉の観光名所「地獄谷」などに代表される火口は、クッタラ火山活動の終息後1万年ほど前にできあがった。高温高圧の地下水が各地下空洞を通り、自噴までの間に、様々な泉質へと変化する。
JR登別駅から北北西約6 kmの距離に位置しており、北海道道2号洞爺湖登別線・北海道道350号倶多楽湖公園線で通じている。クスリサンベツ川の谷にある温泉街(極楽通り)は、地獄谷にも近く、飲食店・土産物店の他、セコマ・酒屋・交番・消防・銀行・郵便局・病院などがあり、バスターミナル付近に日帰り温泉100%源泉掛け流しで香りが特徴の硫黄泉や明礬泉を使用したとても良質で濃厚な浴場を備えている「夢元さぎり湯」がある。また、四方嶺(クマ山)へは温泉街からロープウェイが通じており、山上には「のぼりべつクマ牧場」がある。
<泉質>
自然湧出量は1日1万トン、9種類[硫黄泉・食塩泉(塩化物泉)・明礬泉(含アルミニウム泉)・芒硝泉(硫酸塩泉)・緑礬泉(含アルミニウム泉)・鉄泉(含鉄泉)・酸性鉄泉・重曹泉・ラジウム泉]の泉質、毎分3,000リットル湧き出しており、「温泉のデパート」と呼ばれるほど。中でも、地獄谷は登別温泉最大の源泉エリアになっている。